魚ごとの飼育方法を覚えていく

熱帯魚の飼育で重要となるのが、魚ごとの飼育方法を覚えていくことです。
当然ですが、魚によって適した水温や、どのエサを与えればいいのか、それぞれ違ってくるわけです。
ですから、1種類しか飼わないならまだしも、いろんな熱帯魚を飼育したいのであれば、しっかりと飼育方法を調べる必要があるのです。

まず水温で分類してみる

いきなり全ての魚の飼育方法を調べるのは大変ですから、まずは水温ごとに分類してみるといいでしょう。
低温が適している魚、高温が適している魚、中温が最も合う魚と、水温ごとに分けることによって、ある程度調べやすくすることができるのです。

共通部分の多い魚を調べる

同じ水槽で飼育するとなれば、やはり共通部分が多い魚同士を調べることが必要になります。
適温がほとんど同じで、なおかつエサも同じような物を食べる魚であれば、一緒に買うのに適しているわけです。
ただ、当然ですが肉食系の魚の場合は、同じ水槽の魚を食べてしまう可能性もあるので、それはまた別に分けないといけません。

飼いたい魚を重点的に調べる

ある程度分類が終われば、そこからは飼いたいと思う魚を重点的に調べるようにしましょう。
飼育方法はもちろですが、特性や特徴などもしっかりと把握して、どの状況で買うのがベストなのか、入念に調べるようにしましょう。

できるだけ失敗はしたくないが

実際に飼育するにあたり、どうしても失敗してしまうこともあります。
もちろん、生き物を飼う以上は、できるだけ失敗はしたくないことですが、それでも最初から完璧に飼育できる人なんて、まずいなと思います。
失敗してしまったのであれば、何がダメだったのか、どこが悪かったのか、しっかりと見直すようにして、それを次に活かすようにしましょう。

古代魚をどのようにして飼育するか

エイやアロワナのような、いわゆる古代魚と呼ばれる熱帯魚は、どのようにして飼育すればいいのでしょうか。
同じ種類でも、体型や色に個体差があることから、非常に育てがいのある熱帯魚ではあります。

他の熱帯魚よりも貴重な存在

古代魚というのは、他の熱帯魚に比べると貴重な存在だと言えます。
絶滅危惧種も多く存在するので、しっかりと責任を持って飼わなければいけません。

水草で水質をより高める

どの熱帯魚にも言えることですが、古代魚の場合は特に、水草をしっかり取り入れ、水質を高めることが必要になります。
常に綺麗な水質にしておくため、こまめに水も取り替えるようにしましょう。
水草選びもしっかりと行い、古代魚に合った物を選ぶようにしましょう。

餌にも気を遣う

古代魚の場合は、生餌が必要な場合もあるので、どの餌を与えればいいのかを、しっかりと調べておくようにしましょう。
また、餌の量も適量を与えることが重要なので、少なくても多くてもダメなのです。

熱帯魚の飼育方法は何で調べればいいのか

熱帯魚を初めて飼育する人にとっては、まずは飼育方法を知ることから始めなければいけません。
では、熱帯魚の飼育は何で調べればいいのでしょうか。

ネットで調べるの主流ですが

今の時代であれば、ネットでいろんな情報を調べることができます。
そのため、熱帯魚の飼育方法に関しても、ネットを利用すれば簡単に調べることができます。
ただ、ネットの情報はサイトによって異なることもあり、信憑性も半信半疑だったりするので、ネットだけの情報では少し不安な部分もあります。

書籍なども活用する

専門家が執筆した書籍も、できることなら活用したいところです。
ネットにはない情報が掲載されていたりしますし、かなり詳しく分かりやすく書かれているので、その点でもオススメできます。
通勤時間などを利用して読めば、時間を取ることなく飼育方法の知識を身に付けることができます。

経験談なども参考にしてみる

また、実際に熱帯魚を飼っている人の、ブログや日記などを読ませてもらい、その経験談を参考にしてみるのもいいでしょう。
生の情報はとても貴重ですし、疑問などがあればコメントをすることで答えてもらうこともできるので、熱帯魚を飼い始めてからでも活用させてもらえるのです。

飼っている人に直接聞くのが手っ取り早い

もちろん、1番手っ取り早いのは熱帯魚を飼っている人に、直接話を聞くことです。
知人や友人で熱帯魚を飼っている人がいれば、色々と教えてもらうといいでしょう。

あとは実際に飼いながら知識を得ていく

熱帯魚の飼育は、ネットの情報や誰かに教えてもらうことで得られる知識だけでなく、実際に飼いながら得る知識も必要なのです。
後者に関しては、実際に飼わないことには得られないわけですから、基本の知識を身につけたのであれば、早速熱帯魚を飼ってみるといいでしょう。

熱帯魚でメダカを飼ってみよう

初めて熱帯魚を飼う人にオススメなのが、ずばりメダカです。
メダカは、比較的飼いやすい熱帯魚として有名なので、ビギナーにとってはぴったりなのです。

メダカには2種類存在する

メダカには、大きく分けて2種類存在します。
卵性のメダカと、卵胎生のメダカがいるのですが、卵性のメダカの方が見た目が美しいことから、熱帯魚として飼うには合っていると言えます。

繁殖も容易

メダカは、ただ飼うだけでなく、繁殖させるのも容易なので、是非そちらもチャレンジしてみましょう。
繁殖に成功すれば、より素晴らしい光景を見ることができますし、テラリウムなども合わせれば非常に神秘的な光景を目にすることができます。

メダカの行動をじっくり観察してみる

メダカの繁殖行動を見てみると、非常に興味深いものがあります。
したがって、ただ飼うだけでなく、メダカの行動をじっくりと観察してみることで、いろんな知識を得ることもできたりするのです。
別の熱帯魚を飼うときにも役立つと思うので、是非ともメダカをじっくりと観てみましょう。

小型の熱帯魚から飼ってみる

熱帯魚にも、大型種から小型種まで存在するのですが、初心者であればやはり小型の熱帯魚から飼ってみることをオススメします。
大型種は、飼育するのも難しいですし、手間もかかることから初心者にはハードルが高いと思います。

小型種にも飼いやすさに違いがある

ただ、小型種であればどの熱帯魚でも飼いやすいかというと、そういうわけではありません。
小型種でも、飼うのに一苦労する種も存在します。
したがって、例えばコリドラスのような小型のナマズみたいに、順応性が高い熱帯魚であれば、非常に飼いやすいと思うのでオススメできます。

慣れてきたら大型種も飼ってみる

ある程度飼育にも慣れてきたのであれば、次は大型種を飼ってみてもいいでしょう。
やっぱり小型種ばかりでは、水槽の見た目も少し物足りなさがあるので、何匹か大型種がいた方が、より魅力的な見た目になるのです。

自分が飼いやすいと思った熱帯魚を選ぶ

ただ、小型種であろうが大型種であろうが、人によって飼いやすさも違ってくるでしょうから、自分が飼いやすいと思った熱帯魚を選べばいいかと思います。