テラリウムの基本的な育て方

水槽の美観を作る上で大きな役割を果たしてくれるのが、ずばりテラリウムです。
もしテラリウムを取り入れるのであれば、基本的な育て方を知る必要があります。

綺麗な水を入れる

まず大前提として、水槽に綺麗な水を入れることが必要となります。
そのためには、ろ過を設置して汚れをできる限り除去して、新鮮で綺麗な水を入れるようにしましょう。

水の入れ方にも注意

テラリウムを育てるには、ソイルを使用することになります。
したがって、水を入れた時に、そのソイルで濁らないよう注意するようにしましょう。
スポンジなどを使って、上手く濁らないように注意しながら入れるようにしましょう。

水草の手入れについて

水草の手入れに関しては、白い茎の部分をしっかりとカットして、外の葉も丁寧に剥がすようにしましょう。
また、外面に置く水草に関しては、小分けにしてから植えるようにしましょう。

すぐに植えないことが大事

水草は、すぐに植えてしまうと寿命が短くなってしまいます。
したがって、トイレのような乾燥しづらい場所において、水気をしっかりと与えておくようにしましょう。

テラリウムで部屋の中でも自然を楽しめる

テラリウムを用いることで、部屋の中でも自然を楽しむことができるのです。
普通の水槽であっても、目の前に神秘的な光景が広がることによって、まるで自然の中にいるような気分になれるのです。
そのためには、テラリウムをどのように用いるのか、どのように活用するかが重要となるのです。

どのテラリウムを選ぶのか

まず重要となるのがテラリウム選びですが、もちろん水槽の大きさであったり、レイアウトの都合なども考える必要があります。
ただ、基本的にはどのテラリウムであっても対応はできますので、自分がいいと思った物を選べばいいかと思います。

最初の土台が重要

テラリウムを育てるためには、まずは土台が重要となります。
水槽の陸地をしっかりと作り、流木と土木を固定させて、ろ過フィルターで綺麗な水を注ぎ込むようにしましょう。
照明器具に関しても、しっかりとテラリウムにマッチした状況で設置するようにしましょう。

とても大事なレイアウト

素晴らしい眺めにするためには、やはりレイアウトがとても大事になります。
どの位置に置くのか、どのぐらいの間隔を取るのか、自分なりにレイアウトを考えて設置するようにしましょう。
このレイアウト1つで、見た目が大きく違ってきますから、最重要項目と言っても過言ではないのです。

あとは最適な環境でじっくりと育てる

全ての準備が終われば、あとは最適な環境でじっくりと育てるようにしましょう。
特に、水温には気を遣うようにして、照明もしっかりと当てるようにしましょう。
また、定期的に汚れの除去と水の入れ替えを行い、常にベストな環境で育てるようにしましょう。

美しさだけが魅力ではなく

テラリウムを取り入れれば、見た目が美しくなるのはもちろんですが、水を綺麗な状況に保ち、水槽内の酸素を排出してくるので、魚にとっても大きなメリットをもたらすのです。
そういう意味でも、テラリウムは是非とも活用したいところです。

水草選びは魚を基準に

テラリウムを利用するのであれば、魚のことをまずは考える必要があります。
当然ですが、水槽選びは魚を基準にして選ぶようにしましょう。
もちろん、レイアウトであったり、見た目も大事かもしれませんが、魚と合わない水草では意味がありませんから、そこを重視しながら選んでいくようにしましょう。

本やネットで調べてみる

とは言っても、普通の人ならどの魚は、どの水草と相性がいいのか悪いのか、よく分からないと思います。
なので、事前の本やネットで調べてみて、水草と魚の相性の良し悪しを確認するといいでしょう。
また、画像などもチェックしてみて、どのタイプがいいのかも合わせて確認しておきましょう。

多用しすぎるのは逆効果

水草は、水槽内を綺麗にしてくれることから、魚にとっても大きなメリットがあります。
ただ、あまりに多用しすぎてしまうと、逆に水質を悪くしてしまう可能性があるので、バランスを考えながら取り入れるようにしましょう。

魚の様子をしっかりとチェック

テラリウムを実際に始めたのであれば、魚の様子をしっかりとチェックするようにしましょう。
魚に異変がないかなど、頻繁に確認して変化がないかをチェックしておきましょう。
もし異変があると判断したら、すぐに水槽を取り除くようにしましょう。

テラリウムで見た目が全く違う

テラリウムにより、水槽内を水草で満たすことによって、見た目の方も全く違ってくるのです。
何もない時に比べると、明らかに華やかで綺麗な水槽になりますし、まるで海の中を見ているような気分になれるのです。
家の中でそんな光景を楽しめるわけですから、これは積極的に採用しないと損だと思います。

魚にもいい影響を与える

テラリウムには、もう1つ大きなメリットがあります。
それは、魚にもいい影響を与えてくれるのです。
水草が水中内の汚れを分解し、そして綺麗な空気を放出してくれるので、魚にとっても最適な環境で過ごすことができるのです。
その結果、魚も寿命も長くなりますし、より元気に泳いでくれるわけです。

専門的な技術は一切いらない

テラリウムを始める上で、専門的な技術も知識も一切必要ありません。
もちろん、最初は色々と覚えるべきこともありますし、ある程度の手間はかかってしまいます。
それでも、初心者でも十分できることですから、誰でもテラリウムを始めることができるのです。

まずはテラリウム実践してみよう

いずれにしても、テラリウムがいいかどうかもやってみないと分からないと思うので、まずは実践してみるといいでしょう。
ネットなどで調べれば、やり方なども全て書いてありますから、それを参考にして取り組んでみるといいでしょう。

テラリウムを低予算で楽しむ

テラリウムを積極的に取り入れたいと思っても、気になるのは予算の面だと思います。
お金がかかってしまうと、なかんかそれも難しいかもしれません。
しかし、テラリウムは低予算でも十分楽しむことができるので、自分の予算に応じて選べばいいかと思います。

ホームセンターで安いテラリウムを買ってみよう

ホームセンターに行けば、安いテラリウムがたくさん売っています。
数百円程度で購入することができるので、気軽に買うことができるのです。
とりあえず、良さそうだと思った物、自分の水槽や魚に合いそうな物を買ってみて、試しに取り入れてみるといいでしょう。

安くても凄く綺麗に育つ

たとえ安いテラリウムであっても、育ては凄く綺麗になります。
そもそもテラリウムは、いかに自分でレイアウトするかが重要なので、値段の高い物を買えばいいわけではないのです。

ネット通販でも購入できる

ホームセンターでは、どうしても売っている種類も限りがありますから、ネット通販で購入する方法もあります。
さらに多くの種類が売られていますから、より自分に合うテラリウムが見つかるかもしれません。

サンゴで水槽を神秘的に

サンゴを水槽内に取り入れることで、さらに神秘的な雰囲気を醸し出してくれるのです。
熱帯魚だけでもいいものですが、そこにサンゴが加われば、さらに素晴らしい味を出してくれるはずです。

サンゴは水槽を掃除する役割もある

また、サンゴを取り入れるメリットとして、サンゴは水槽内を掃除してくれる役割もあるのです。
主に、水面や側面に張り付いているコケを食べてくれるので、常に綺麗な状態にしてくれるのです。

あまり多く入れないよう注意する

ただ、サンゴをあまり多く入れすぎてしまうと、水草を痛めてしまったり、水が汚れてしまう要因にもなります。
そのため、水槽の大きさにもよりますが、ほどほどぐらいに入れるのがちょうどいいでしょう。

水槽や熱帯魚に合ったサンゴを入れる

サンゴにもいろんな種類があるので、水槽や熱帯魚に合ったサンゴを入れるのがいいでしょう。
相性の合うサンゴを入れることで、見た目が良くなるだけでなく、熱帯魚にもプラスに働くのです。

サンゴで素晴らしい風景を作ってみよう

水槽にサンゴであったり、あるいはヒトデやイソギンチャクなどを取り込むことによって、素晴らしい風景を作ることができるのです。
水族館のような見た目にすることもできるので、部屋でそれが楽しめるわけですから、是非とも実践してみましょう。

どんなサンゴを入れればいいのか

サンゴにも色々とあるわけですが、基本的には飼っている熱帯魚や海水魚に合ったサンゴを入れるようにしましょう。
また、サンゴは少し低温の水の方が長持ちすると言われているのですが、海水魚の水温はそれよりも少し高めになっています。
ただ、あくまでもメインは熱帯魚の方ですから、それに合った水温にするのがいいでしょう。

試しに入れてみて見た目をチェックする

どのようなサンゴがいいかは、実際に水槽に入れてチェックしてみることが必要です。
もしも、見た目があまり合わないと思ったのであれば、また別のサンゴを入れてみたりして、色々と試行錯誤してみるといいでしょう。
それらを繰り返すことで、理想の風景ができ上がるのです。

水槽でサンゴ礁を育てよう

水槽で熱帯魚を飼っている人は多いでしょうが、サンゴを入れている人はあまりいないようです。
しかし、水槽でサンゴを育てることも十分可能ですから、育った暁にはサンゴ礁と同じような光景を眺めることができるのです。

水槽でもサンゴ礁の美しさは同じ

水槽の場合は、もちろん海とは規模が全く違うわけですが、それでもサンゴ礁の美しさは変わらないものです。
そこに熱帯魚が加われば、まさにミニチュアサイズの深海が完成となるわけです。
深海とはまた違う、水槽だからこその魅力を楽しめるのです。

サンゴを育てるのは難しくない

サンゴを育てるのは難しいイメージがあります。
確かに、熱帯魚に比べると手間はかかるかもしれませんが、それでも基本的なことさえ抑えれば、初めての人でも十分育てることはできるのです。