自分の部屋に合った熱帯魚と水槽を選ぶ

鑑賞目的で熱帯魚を飼育するのであれば、やはり自分の部屋に合った熱帯魚と水槽を選ぶ必要があります。
部屋の大きさや模様などを考慮し、それに適した水槽を置いて、見栄えの良い熱帯魚を飼育するようにしましょう。

水槽は大きければいいわけではない

水槽が大きい方が、見栄えが良くなるイメージあるかもしれません。
しかし、水槽は大きければいいわけではなく、あくまで自分の部屋の広さに応じて、それに適した水槽を設置することが重要なのです。
あまり大きくない部屋に、大きな水槽を置いても、かえって見た目が悪くなる可能性もありますから、適度な大きさな物を選びましょう。

熱帯魚は色合いと明るさ重視で

熱帯魚に関しては、例えば部屋を普段から暗めにしているのであれば、色合いが明るい熱帯魚を選ぶのがいいかと思います。
逆に、明るさが目立つ部屋であれば、白黒のような控えめな熱帯魚を選ぶといいかもしれません。

どんな感じかイメージしてみよう

まずは、この部屋にはどんな水槽を置くのがいいのか、どんな熱帯魚を飼育するのがいいのか、自分なりにイメージしてみるといいでしょう。

1番大事なのは自分が好きな熱帯魚を飼うこと

熱帯魚を買う際には、人によって重視するポイントも違うと思います。
飼育の簡単さ、値段、寿命、見た目など、どの部分を重視するかは人それぞれだと思います。
ただ、やはり1番大事なのは、自分が好きな熱帯魚を飼うことだと思います。

自分好みでないと意味がない

例えば、初心者向けの熱帯魚も多くあったりしますが、それが自分の好みに合うとは限りません。
いくら初めて熱帯魚を飼うとは言っても、好みでもない熱帯魚を飼うのは気が進まないと思います。
もちろん、その中に自分好みの熱帯魚がいればベストですが、もしいないのであれば無理に飼う必要はないと思います。

初心者でも勉強すれば飼育できる

たとえ初心者向けの熱帯魚でなくても、しっかりと勉強すれば飼育することはできるのです。
熱帯魚の飼育に、そこまで専門的な知識が必要なわけではありませんし、それで研究をするわけでもないのですから、あまり深く考える必要はないのです。

自分が好きだと思ったら飼ってみる

もしも、自分が好きだと思った熱帯魚が、初心者が飼育するには難しい場合であっても、飼育にチャンレンジしてみればいいかと思います。
もちろん、飼育する以上は、しっかりと責任を持って飼わないといけませんし、そこは初心者も経験者も関係ないのです。
分からないことは積極的に調べて、飼育するための努力は惜しまないようにしましょう。

飼ってみて良さが分かることもある

ただ、熱帯魚というのは実際に飼うことによって、初めて良さが分かることもあるのです。
したがって、第一印象ではあまり自分好みではない熱帯魚でも、飼い続けることによって良さを分かってくる可能性もあるのです。
ですから、第一印象も重要かもしれませんが、色々と調べた上で熱帯魚を選ぶことも重要なのです。

肉食系の熱帯魚を飼う際には

熱帯魚の中でも、肉食系の熱帯魚を飼う際には、やはり注意を払わないといけません。
他の熱帯魚を食べてしまう可能性もあり、それでは水槽の中が大変なことになってしまいます。

エサをこまめに与える

肉食系の熱帯魚が他の魚を食べてしまわないよう、エサをこまめに与えるようにしましょう。
お腹が空いている状況だと、それだけ食べてしまうリスクも高くなってしまうので、常に腹持ちをキープさせ続ける必要があるのです。

組み合わせを考慮する

肉食系の熱帯魚でも、例えば「この魚はよく食べる」、「この魚はあまり食べない」など、色々と特徴があったりするのです。
ですから、その特徴を考慮して、被害が出ないような組み合わせで飼育することが必要です。

水槽内の環境にも気をつける

例えば、水質が悪い状況では、ストレスが溜まりやすくなったりして、その結果肉食行為に走ってしまうこともあるのです。
ですから、しっかりと良い水質を保って、熱帯魚のストレスを溜めないようにしましょう。

小型の熱帯魚から飼ってみる

熱帯魚にも、大型種から小型種まで存在するのですが、初心者であればやはり小型の熱帯魚から飼ってみることをオススメします。
大型種は、飼育するのも難しいですし、手間もかかることから初心者にはハードルが高いと思います。

小型種にも飼いやすさに違いがある

ただ、小型種であればどの熱帯魚でも飼いやすいかというと、そういうわけではありません。
小型種でも、飼うのに一苦労する種も存在します。
したがって、例えばコリドラスのような小型のナマズみたいに、順応性が高い熱帯魚であれば、非常に飼いやすいと思うのでオススメできます。

慣れてきたら大型種も飼ってみる

ある程度飼育にも慣れてきたのであれば、次は大型種を飼ってみてもいいでしょう。
やっぱり小型種ばかりでは、水槽の見た目も少し物足りなさがあるので、何匹か大型種がいた方が、より魅力的な見た目になるのです。

自分が飼いやすいと思った熱帯魚を選ぶ

ただ、小型種であろうが大型種であろうが、人によって飼いやすさも違ってくるでしょうから、自分が飼いやすいと思った熱帯魚を選べばいいかと思います。

熱帯魚でメダカを飼ってみよう

初めて熱帯魚を飼う人にオススメなのが、ずばりメダカです。
メダカは、比較的飼いやすい熱帯魚として有名なので、ビギナーにとってはぴったりなのです。

メダカには2種類存在する

メダカには、大きく分けて2種類存在します。
卵性のメダカと、卵胎生のメダカがいるのですが、卵性のメダカの方が見た目が美しいことから、熱帯魚として飼うには合っていると言えます。

繁殖も容易

メダカは、ただ飼うだけでなく、繁殖させるのも容易なので、是非そちらもチャレンジしてみましょう。
繁殖に成功すれば、より素晴らしい光景を見ることができますし、テラリウムなども合わせれば非常に神秘的な光景を目にすることができます。

メダカの行動をじっくり観察してみる

メダカの繁殖行動を見てみると、非常に興味深いものがあります。
したがって、ただ飼うだけでなく、メダカの行動をじっくりと観察してみることで、いろんな知識を得ることもできたりするのです。
別の熱帯魚を飼うときにも役立つと思うので、是非ともメダカをじっくりと観てみましょう。

熱帯魚の飼育方法は何で調べればいいのか

熱帯魚を初めて飼育する人にとっては、まずは飼育方法を知ることから始めなければいけません。
では、熱帯魚の飼育は何で調べればいいのでしょうか。

ネットで調べるの主流ですが

今の時代であれば、ネットでいろんな情報を調べることができます。
そのため、熱帯魚の飼育方法に関しても、ネットを利用すれば簡単に調べることができます。
ただ、ネットの情報はサイトによって異なることもあり、信憑性も半信半疑だったりするので、ネットだけの情報では少し不安な部分もあります。

書籍なども活用する

専門家が執筆した書籍も、できることなら活用したいところです。
ネットにはない情報が掲載されていたりしますし、かなり詳しく分かりやすく書かれているので、その点でもオススメできます。
通勤時間などを利用して読めば、時間を取ることなく飼育方法の知識を身に付けることができます。

経験談なども参考にしてみる

また、実際に熱帯魚を飼っている人の、ブログや日記などを読ませてもらい、その経験談を参考にしてみるのもいいでしょう。
生の情報はとても貴重ですし、疑問などがあればコメントをすることで答えてもらうこともできるので、熱帯魚を飼い始めてからでも活用させてもらえるのです。

飼っている人に直接聞くのが手っ取り早い

もちろん、1番手っ取り早いのは熱帯魚を飼っている人に、直接話を聞くことです。
知人や友人で熱帯魚を飼っている人がいれば、色々と教えてもらうといいでしょう。

あとは実際に飼いながら知識を得ていく

熱帯魚の飼育は、ネットの情報や誰かに教えてもらうことで得られる知識だけでなく、実際に飼いながら得る知識も必要なのです。
後者に関しては、実際に飼わないことには得られないわけですから、基本の知識を身につけたのであれば、早速熱帯魚を飼ってみるといいでしょう。

ただ飼うだけか?繁殖もしたいのか?

初心者は飼いやすさ重視

ただ、さすがに初めて飼う人であれば、飼いやすい熱帯魚を選んだ方がいいかと思います。
初心者がいきなり繁殖のことまで考えると、結果的に失敗に終わる可能性も高いですから、まずは飼うことに慣れることが大事だと言えます。

慣れてくれば繁殖向けの熱帯魚を飼ってみる

ある程度熱帯魚の飼育にも慣れてきたのであれば、繁殖向けの熱帯魚を飼ってみるのもいいでしょう。
ただ、飼育方法が難しかったり、今までよりも手間や作業が増えるでしょうから、そのつもりで取り組むようにしましょう。
繁殖に成功できれば、一人前の熱帯魚飼育者だと言えるでしょう。

飼育が難しい熱帯魚にもチャレンジ

繁殖にも成功したのであれば、いよいよ上級者を目指すことになります。
飼育がかなり難しいと言われている熱帯魚にチャレンジしてみるといいでしょう。
少しでも手順を間違えると、すぐにダメになってしまうケースが多いですから、より慎重かつ繊細に飼育しなければならないのです。

自分にできるペースで飼育すればいい

ただ、無理に上級者を目指さなくても、自分にできるペースで飼育していけばいいでしょう。
仕事との兼ね合いもあるでしょうから、無理に難しい熱帯魚に飼育をする必要はないのです。

古代魚をどのようにして飼育するか

エイやアロワナのような、いわゆる古代魚と呼ばれる熱帯魚は、どのようにして飼育すればいいのでしょうか。
同じ種類でも、体型や色に個体差があることから、非常に育てがいのある熱帯魚ではあります。

他の熱帯魚よりも貴重な存在

古代魚というのは、他の熱帯魚に比べると貴重な存在だと言えます。
絶滅危惧種も多く存在するので、しっかりと責任を持って飼わなければいけません。

水草で水質をより高める

どの熱帯魚にも言えることですが、古代魚の場合は特に、水草をしっかり取り入れ、水質を高めることが必要になります。
常に綺麗な水質にしておくため、こまめに水も取り替えるようにしましょう。
水草選びもしっかりと行い、古代魚に合った物を選ぶようにしましょう。

餌にも気を遣う

古代魚の場合は、生餌が必要な場合もあるので、どの餌を与えればいいのかを、しっかりと調べておくようにしましょう。
また、餌の量も適量を与えることが重要なので、少なくても多くてもダメなのです。

魚ごとの飼育方法を覚えていく

熱帯魚の飼育で重要となるのが、魚ごとの飼育方法を覚えていくことです。
当然ですが、魚によって適した水温や、どのエサを与えればいいのか、それぞれ違ってくるわけです。
ですから、1種類しか飼わないならまだしも、いろんな熱帯魚を飼育したいのであれば、しっかりと飼育方法を調べる必要があるのです。

まず水温で分類してみる

いきなり全ての魚の飼育方法を調べるのは大変ですから、まずは水温ごとに分類してみるといいでしょう。
低温が適している魚、高温が適している魚、中温が最も合う魚と、水温ごとに分けることによって、ある程度調べやすくすることができるのです。

共通部分の多い魚を調べる

同じ水槽で飼育するとなれば、やはり共通部分が多い魚同士を調べることが必要になります。
適温がほとんど同じで、なおかつエサも同じような物を食べる魚であれば、一緒に買うのに適しているわけです。
ただ、当然ですが肉食系の魚の場合は、同じ水槽の魚を食べてしまう可能性もあるので、それはまた別に分けないといけません。

飼いたい魚を重点的に調べる

ある程度分類が終われば、そこからは飼いたいと思う魚を重点的に調べるようにしましょう。
飼育方法はもちろですが、特性や特徴などもしっかりと把握して、どの状況で買うのがベストなのか、入念に調べるようにしましょう。

できるだけ失敗はしたくないが

実際に飼育するにあたり、どうしても失敗してしまうこともあります。
もちろん、生き物を飼う以上は、できるだけ失敗はしたくないことですが、それでも最初から完璧に飼育できる人なんて、まずいなと思います。
失敗してしまったのであれば、何がダメだったのか、どこが悪かったのか、しっかりと見直すようにして、それを次に活かすようにしましょう。

水草1つで素晴らしい光景になる

水槽に入れる水草1つで、素晴らしい光景になったりするのです。
最近では、テラリウムを取り入れる人も増えているので、是非ともやってみるといいでしょう。

後ろから水草を植えていく

さて、水草を入れる際にまず注意しないといけないのが、後ろから植えていくようにしましょう。
前から入れてしまうと、後ろの部分が水草で見えなくなり、非常に作業がしづらくなるのです。

自分の好きなレイアウトを作ってみる

初めての人であれば、センタープラントでのレイアウトがオススメなのですが、もちろん自分の好きなレイアウトにして構いません。
最初に大まかなイメージ図を書いてみて、それに沿って配置してみるのもいいかと思います。

完成したら熱帯魚を入れてみよう

レイアウトも終わって完成したら、あとは熱帯魚を入れるだけです。
ただ、事前に30分ほど水合わせをしておき、水が透明になった時に魚を入れるようにしましょう。
全てが終われば、とても綺麗で神秘的な光景を、部屋の中で嗜むことができるのです。