ゆとり世代と呼ばれる若者が社会に出てくるようになって10年近くが経ちました。仕事の中で使いにくいと思ったらその時代の教育を受けた人たちだったということもあるのではないでしょうか? 成長してきた時代が違う彼らとはどうしても考え方があわず会話がかみ合わないこともしばしば。
今の若者は一体どのような考え方を持っているのでしょうか。その特徴と対処法3つを挙げてみました。
個人の思想に重きをおく
ゆとり世代は社会の枠組みを「水槽に飼育されている熱帯魚のよう。餌はもらえて食うには困らないけれど自由ではない」と思っています。個人の意識を大切にしたいと思いながらも社会になじまなければならないという葛藤を常に抱えています。
仕事の上でもそれははっきりと出ます。仕事をプライベートに持ち込むことなどありえないと考えている人も多いです。仕事は仕事の時間に片付けるものであって、自分の時間を削ってやるものではない。ワークライフバランスを尊重する意識が他の世代よりも高い傾向にあります。
彼らの姿勢が「権利を主張するだけの使えないやつ」のように見えてしまうかもしれません。イライラを溜め込んでいる方は、「権利の主張」と「仕事ができるできない」を一緒に考えるのをやめてみませんか? 言い分と、業績を切り離して見るだけで、新たな視点を手にいれることができるかもしれません。
失敗に対して極端に臆病
彼らは日本経済がそれまで作ってきた制度が崩壊するのを見て育ってきました。ですから他の世代と違い、「頑張れば夢は叶う」「お金は幸せをもたらしてくれる」と言った概念がありません。だからこそ失敗することを恐れ自ら動くのではなく言われたことだけをしようとします。
組織に入ってきても怖がって何も言わないため、期待していたほど新しい風が吹きません。ゆとり世代に対して「自分の意見を持たないやつ」というストレスを抱えてしまうこともあります。
時間に余裕を持ってみることで解決の糸口が見つかることも。新しい言葉が出てくるまで待つ。彼らの意見をまとめ発信するトレーニングにもなりますし、意見を言わなければならないという意識が高まります。即断即決を求めるのではなく、心に余裕を持ってじっくり意見が出てくるのを待ちましょう。
「成長しなきゃ」という意識に駆り立てられている
失敗を恐れることに矛盾しているようですが、彼らは「成長しなければならない」という意識が他の世代よりも強いです。上記のように日本経済を支えてきた概念が崩壊するのを見てきたために起こった現象の一つです。恐怖意識と成長願望は双子のような存在です。
ゆとり世代の若者は常に自分の市場価値を高めることを意識しています。自分のスキルを上げるためにはどうしたらいいのか、今よりもワンランク上の生活をするにはどうしたらいいのか常に考えています。結果所属していた組織から軽い気持ちで抜け出そうとします。
恐怖感情を否定的に見るのではなく、単純に「彼はここに流れる空気に合わなかった」という事実だけを受け止めましょう。もしも人が減って困るようであれば人が長く定着するような組織の風土づくりに努めましょう。やみくもに責めるのではなく、自身の体制見直しのきっかけと受け止めるようにしましょう。
何時間眺め続けても飽きない熱帯魚
熱帯魚の鑑賞は、本当に素晴らしいものがあります。
綺麗な見た目と美しいウロコ、それらが重なり合う姿は、堪らないほど癒しを与えてもらえます。
ですから、何時間眺め続けても飽きないですし、だからこそ多くの人が熱帯魚を飼育しているのです。
自分の好きな組み合わせで飼育できる
熱帯魚の飼育パターンは本当にたくさんあります。
ですから、自分の好きな組み合わせで飼育することができるのです。
自分の理想の組み合わせで、最高の環境で熱帯魚を鑑賞するといいでしょう。
仕事帰りの癒しになる
毎日仕事で疲れても、家に帰るとたくさんの熱帯魚たちが出迎えてくれます。
その姿を見ると、疲れも吹き飛んでまた明日も頑張る気持ちになれるのです。
モチベーションを維持する上でも、熱帯魚は大活躍してくれるのです。
ダイビングをしているような気持ちになる
熱帯魚をじっくりと鑑賞していると、まるでダイビングをしているような気持ちになれるのです。
なかなかダイビングをリアルで楽しむのは難しいかもしれませんが、熱帯魚を飼うことでいつでも同じような気分が味わえるのです。